どーも、いとです。
初めてのレジン制作を経て迎えた三連休✕2で、狂ったようにレジンアクセサリーを作っていました(^^)/
今回は【ソフトモールド(シリコンモールド)初体験】の備忘録記事となります。
レジン製作をしている中で「これは次気をつけよう!」と思うことが多々あったので、記事でまとめることにしました。ぶっちゃけ失敗談の詰め合わせです。
前置き
※制作過程が早く見たい方は飛ばして良いです。
今回挑戦するのは「モールディング」という技法。モールド(型)にレジン液を流し込んで硬化させるテクニックです。
▼用語参照
UVレジンの簡単アクセサリー100 ― はじめてでもわかる徹底解説 ! (主婦の友生活シリーズ)
- 作者:キムラプレミアム
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2015/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
前回はミール皿を利用した「セッティング」技法で制作しました。これは素材を設置→レジン液を流し込むだけなので、比較的簡単な技法です。
今回の「モールディング」は「セッティング」より難易度が高い技法となります。理由は後述。
難易度の違いをポケモンのジム戦で例えると、タケシのイワークからカスミのスターミーに挑むくらい変わります。ヒトカゲを選ぶと絶望する難易度。
まあ、モールド初挑戦時の私はそんなこと知らないんですけどね。
前置きはこのへんにして、制作レポにいきます。
レジン制作
1作目(正方形モールド)
最初は正方形のソフトモールドに挑戦。モールドはキャンドゥで購入しました。
海を切り取ったようなレジンをイメージして、青の色付きレジン液を使ってみました!
色付きレジン液を使ったのは今回が初めてです。こちらはキャンドゥで購入。
2色の青レジン液をかき混ぜて流し込み、2回に分けて硬化しています。
UVライト照射後、型からレジンを取り出します。モールドはやわらかいので、ムニムニしながらレジンを取り出す瞬間が楽しいです。ワクワクドキドキ(*゚∀゚)
\食欲減退色のゼリー爆誕/
表面がベタベタします。固まってないじゃーーん!
海の欠片が出来るはずだったのに。おっかしいなー(;・∀・)
しかも形が綺麗な正方形じゃない……。歪んでいるし表面も凸凹しています。なんてこったい!
ネットで調べてみるとモールドは底までUVライトの光が届きにくく硬化不良を起こしやすいそうです。
側面と底面のレジンがベトベトしているのはこれが原因と思われ。
また、今回は色付きレジン液を使用したため、なおさらUVライトが通りにくかったのも敗因です。
対策としては
・一回に入れるレジン液を少なくする(層を薄くする)
・モールド裏(底)や側面からもUVライトを当てる
要するにUVライトを通す工夫が必要とのこと。
ソフトモールド初戦はスターミーのバブルこうせんでヒトカゲ戦闘不能。
Ω\ζ°)チーン
2作目(長方形モールド)
正方形で失敗したので、次は長方形のソフトモールドに挑戦しました。
正方形に比べると浅いので硬化は問題なさそうに見えます。
前回の失敗を踏まえ、今回は
・5層に分けて硬化
・UVライト照射時間を長くする
・裏からもUVライトを当てる
と硬化不良が起きないように工夫しました( ー`дー´)キリッ
失敗から学んで前に進むのが人間です。スターミーにヒトカゲを出すなど愚かなり。捕まえたマダツボミでスターミーに再戦です。
上記で硬化はイケると踏み、+αで波模様の表現にチャレンジしました!
波モールドはないので「グシャグシャにしたサランラップをレジン表面に押しつけて硬化させる」という荒業を使いました(゜∀゜)
このときは波型レジンに憧れていたので、なんとか代案がないかと考え抜いた結果です。
そして出来上がったレジンがこれ。
ワァオ!!
バリがエグいことになってるよ!!\(^o^)/
しかも
型から外してバリを取った後のレジン。
弓なりに反っているぞぉおおおお!!
2戦目はマダツボミのレベル上げ不足により戦闘不能。
Ω\ζ°)チーン
しかし、サランラップの波模様は荒々しく仕上がり、意外にイケている気がします☆(・∀・)
将来化ける可能性があるので、
このレジンには「✝可能生の獣✝」と命名
感想(という名の反省会)
ソフトモールドチャレンジの結果は2戦2敗ですーー!!惨敗だね!(゚∀゚;)
今回の失敗をまとめました!
- ベタつき
- バリ
- 表裏が逆
- 変形(反り)問題
- 気泡対策
しっかり反省していきまショ!
①ベタつき
硬化不良が原因と思われます。
・UVライトの当て方(底からもライトを当てる)
・レジン液を入れる際に層を厚くしない
このあたりに注意!
後はUVライト照射時間を長くするとかですかね。どうしてもベタつくなら、研磨やコーティングも視野に入れたほうがいいかもしれない。
案外レジン液を変えるのも手かもしれません。今回はキャンドゥ産だったので、クラフト用のお高いレジン液を使ったらうまくいくのかしら??
②バリ
モールドレジンは、型からはみ出たレジン液がバリになってしまいます。硬化前に拭き取れなければバリが出来るのは必然なので、こうなった場合は研磨するしかない気がします。ヤスリを買って対応することにしました。研磨して仕上げます。
③表裏が逆
2作目にしてやっと気付いたことなんですけど、表と裏を勘違いしていました。
モールドの底が表面になります。
2作目を例にするとサランラップを貼り付けた方が裏面DA!!(;・∀・)ヒエッ
④変形(反り)問題
ハードタイプのレジン液を使用したせいか、レジンが弓なりに反ってしまうという現象が起きました。レジン液をソフトタイプに変えると反りが起きにくいと聞いたので、今度リベンジしてみます。
⑤気泡対策
モールド内の気泡を爪楊枝で潰すのは無理です……。これに関しては、今後のことも考えてエンボスヒーター(お金の力)で解決しようと思います。
以上、モールドレジン体験記事でした。今回はほぼ失敗談です(^_^;)
モールドレジンは、綺麗に仕上げようとするとヤスリがけや表面コーティングをする必要があるので大変です。
ソフトモールドのレジンはミール皿より難易度が高いと思いました。
この失敗を糧に、今度はもっと上手くレジン作品ができるように精進したいと思います。リベンジじゃあー!( ゚Д゚)つつつ
最後におまけ。
試作品とはいえ「お蔵入りするのはもったいない……」と思ったので、最初の三連休で作ったレジン作品を公開。
連休中はずっと宇宙塗りレジンと海風レジンを作っていました。宇宙と海への執着心を見せつけていくスタイル。
写真の作品は、右にいくにつれて新しいものとなります。制作に慣れてきたのもあり宇宙塗りや砂浜の表現はコツを掴んだのですが、作れば作るほど課題が山ほど出てきます……^_^;
失敗はあるけれど、少しずつ上手くなっている手応えは感じます。この調子で色んなレジンアイテムを作ってみたいです。
では、今回はこのへんで(・∀・)ノシ